めぐる物語
MEGURU STORIES

MEGURUの導入で変わった巡回(マルハン千葉北店 宇山マネージャー) ーめぐるを巡る人たちー

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「子どもの車内置き去り・放置を防ぐ」ために、MEGURUを実際に導入していただいたお客様からのお声を直接おうかがいする「めぐるを巡る人たち」シリーズの第一弾。

今回はMEGURUのトライアル段階から長い期間に渡ってMEGURUを実際に使用して駐車場巡回をしていただいているマルハン千葉北店のマネージャーである、宇山様に直接お話をおうかがいしました。

話し手:マルハン千葉北店マネージャー 宇山様(以下、敬称略)
聞き手 : 株式会社想画 為近

MEGURU導入の背景

為近 : 本日はお時間をいただき、ありがとうございます。千葉北店様ではトライアル時期から様々なフィードバックをいただきつつ、継続的にMEGURUをご利用いただいています。 まずは、どういった背景でMEGURUの導入にいたったのかについてお聞かせいただけますでしょうか。

宇山 : はい。いわゆる巡回業務については、どこの遊技場店舗さんでも行っているものとは思います。当店ではホールスタッフと清掃スタッフとが分担して巡回業務を行っているのですが、何しろ駐車場の台数が700台もあるので、一回巡回するだけでも結構時間がかかるんですね。昨今の人材不足もあって、スタッフそれぞれが日々、業務に忙殺されていて、週末や祝日などはただでさえ忙しいのに、それに加えて熱中症になりそうな環境で一日に何回も巡回業務を実施となると、本当に心が折れそうになるくらい大変なんですよね。

一方で、巡回業務はその性質上、効率的に行うことで時間を短縮するにも限界がありますし、人の命がかかっている仕事ですから、もちろん、しっかりと実施する必要があります。そんなジレンマをどうにかできないかと考えていたところ、MEGURUに出会う機会がありました。

弊社ではポスターやステッカーや店内放送などを通じて呼びかけを行ったり、巡回業務の体制を強化するなど、車内放置事故の防止に一際力を入れて取り組んでいるのですが(何かしらマルハン様の車内放置防止関係の記事、ページのリンクがあってもよい)、その中でさまざまなツールの導入も検討していたところでした。その中で本部からこういうツールもあるよ、と。それがMEGURUだったんですね。

MEGURUを初めて見た時、「あ、これじゃないかな」と直感的に思いました。これなら、上記のようなジレンマを解決して、巡回業務の品質を保ちつつもスタッフの負担を減らせるのではないかと思ったのです。その段階でトライアル実施のお話もいただいたため、参加することになりました。

「自撮り棒方式」誕生の背景

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(試行錯誤の末、この形にたどり着いた)

為近 : 宇山様をはじめとする千葉北メンバーの方々からはトライアルの段階で製品を使い込んでいただき、さまざまな改善点の指摘をいただきました。現在MEGURUではカート型と自撮り棒型の二種類を展開していますが、実はトライアルの時点ではカート型のみの展開で、自撮り棒型は千葉北店様の発想から生まれたものでしたよね。

宇山 : そうですね。前述の通り当店ではホールスタッフと清掃スタッフとが手分けして巡回業務を行っているのですが、ホールスタッフの場合、現場と駐車場を忙しなく行き来しなければならないので、取り回しの面でカート型だと少し扱いづらかったんですよね。巡回が終わってすぐに現場に戻る必要があるときなど、どうしてもスピード感が制限されてしまうというか。その中で独自に試行錯誤を重ね、たどり着いたのが自撮り棒の先端にスマートフォンを設置するという方式でした。

この方式が結構はまったというか、手軽に持ち運びできるし場所も取らないので、携帯することもできますし、より効率的に行いたいホールスタッフにはピッタリでした。

他方でカート型の場合は取り回しの面では部が悪いとはいえ、その分、安定性があり、またゴミ袋を設置したりできるなど、清掃スタッフにとってはむしろこちらの方が使い勝手が良いという発見もありました。 こうした実験の結果、実情に合わせて使い分けることができるようにできているので、その点は貢献ができたのかなと思っています。また、そうした改善案を、想画さんが柔軟に製品に反映させてくださったこともありがたかったなと感じています。

MEGURUを導入してわかった、3つのメリット

為近 : ありがとうございます。巡回業務の大変さについては我々も予てから様々なお話をおうかがいしていましたが、本当にどこの店舗さんも苦労されているなと思います。そうした現状を少しでも改善することにお力添えできないかという想いをもとに、我々も日々開発に取り組んでいるところです。

次に、実際に導入されてみて実感されているMEGURUの良さについて、おうかがいすることはできますでしょうか。

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(MEGURUを活用した巡回の様子)

宇山 : はい、もちろんです。端的にまとめると、3つあるかなと感じています。 一つ目は、ルールができたことです。以前は巡回のやり方が完全に属人的で、しっかりと時間をかけて行う人もいれば、さらっと見る人もいました。それぞれのスタッフの価値基準や忙しさも大きく影響しているので、一概にどういうやり方が良いとは言えない状況ではあったのですが、MEGURUを導入することで統一したルール・手順のもとに巡回を行うようになりました。その結果、巡回業務の効果・効率を一定以上に担保できるようになったことはもちろん、現場の混乱を避けることにも繋がりました。

二つ目は、巡回業務の記録が残る点です。以前は「行ってきます」と言って巡回に行ったあとの作業は各自に一任されているため、マネージャーとして一律に状況把握・管理を行うことが難しい環境でした。MEGURUの導入によって、実際に巡回が何時にどこで、どのように行われたかどうかが記録されるため、管理者の立場としては安心しますし、また、逐一しかるべき指導を行うことにも繋がっています。

最後はMEGURU自体の操作性が非常に優れているため、普段の取り回しの上でも困難なく使え、業務を効率よく行うことができる点です。それまでは使用していなかった機材・アプリを使うことの煩雑性や、性能には当初不安を抱えている部分もありましたが、実際に使ってみると直感的な操作方法や、性能の高さを強く実感しました。MEGURUではチェック済みの車両と新規車両の区別を「カン」・「ドン」という音で巡回担当者に知らせてくれますが、人間が普通のスピードで歩いていてもほぼリアルタイムで通知してくれることには驚きました。

MEGURUがない場合、特に夏の暑い天気の中ででも全車両を確認せざるを得ないことを考えると、非常に効率が悪いと思いますし、何より心がもちませんよね。もちろん、MEGURUがなかったとしても、新規車両かそうでないかを巡回員がある程度記憶しておくことは可能かもしれませんが、それでもしっかりとシステムに記録し、通知してくれるMEGURUに勝る記憶力を持つ人はそうそういないのではないかなと思います(笑)

こうした点を考えると、MEGURUを巡回業務支援システムとして導入してよかったなぁと思いますし、むしろ導入しない理由が見当たらないくらいです。当店としては全面的に賛成!という具合ですね。

時間短縮に繋がるMEGURUの導入

為近 : ものすごく好意的なご感想をいただき、ありがとうございます!こうして実際にお使いいただいている方々からお話をおうかがいすると、開発者冥利につきるなぁと、つくづく思います。

「巡回が効率的になった」とお話がありましたが、こちらについてもう少し具体的にお話をおうかがいすることはできますでしょうか。

宇山 : そうですね。まずいちばん大きな点として、巡回のクオリティを保ちつつも、かかる時間を大きく短縮することができました。例えば、当店では全部で700台を停められる駐車場があるのですが、満車の状態で全台をきちんと巡回すると、2時間くらいはかかってしまうんですね。MEGURU使うと、ほぼ半分の1時間程度まで短縮することができています。 もちろんこのあたりは賛否両論というか、店舗さんによってもかかる時間は違うと思いますし、様々なやり方があるとは思いますが、既に確認済みの車両を除き、すべての車両の中を目視する、という本来のやり方をそのままやることが前提になる場合、やはり人間の記憶力には限界があるという点がボトルネックになるので、既に確認済みの車両を正確に把握できるMEGURUに効果があることは明らかなのかな、と思います。

為近 : なるほど、2時間ともなるとさすがに巡回する方々の体力面、精神面で相当の負担になりそうですね。

宇山 : そうなんです。昨今、様々な事件が起きてしまっている中、この巡回業務にものすごく意義があること自体は我々管理職もそれぞれの巡回員も理解しているのですが、ただでさえ人材不足の中、これを毎日、しっかりと行うとなるとさすがに心が折れてしまうんですよね。そうした中、クオリティを保ちつつも、少しでも時間・負担を削減できるMEGURUができて、助かっているなと思っています。

2台運用の状況について

為近 : 千葉北店ではMEGURUを2台同時にご利用いただいています。我々のお客様の中には1台か、それとも複数台かで迷われる方々もいらっしゃるのですが、2台での運用についてのご感想はいかがでしょうか。

宇山 : そうですね、ひとまずうちでは2台の運用に満足しています。特に当店は駐車台数が多いので、2台あると、スタッフの手が空いている時であれば作業を分担して行うこともできています。1台だと誰かが使っていたり、別の場所に置いたりしてしまうと、いちいち確認しないといけないですしね。まあただこのあたりは店舗の規模やスタッフの状況にもよるので一概に2台以上必要と思うというわけではないんですけどね。ただ個人的には、駐車場が500台を超えてくるような大型店は、作業分担などの観点からも絶対に2台以上あったほうがいいんじゃないかなと思いますね。

最後に

為近 : MEGURUについて様々なご意見をうかがうことができ、大変ありがたく思っています。今日は主に良い部分についておうかがいできましたが、宇山様をはじめとする千葉北店の方々からはトライアルの時代から、良い点悪い点含め、様々なフィードバックをいただくことができ、大変ありがたく感じています。

宇山 : そうですね。機材や機能の細部についても色々お話した記憶があります。うちには機材などの改造が大好きなメンバーもいるので(笑)それにこれで全国のマネージャーや巡回員の方々の負担が少しでも減れば、という思いで、フィードバックをしています。実は今も改善点の案がいくつかあったりするのですが(笑)

為近 : そうなんですね!我々としてもMEGURUをどんどんと改善していくことで、より皆様に使いやすくすることができればと思っているところです。今日は時間の都合上、詳しくはおうかがいできませんが、今後ご利用いただくにあたっても継続的にフォロー・改善をしていけたらなと考えているところです。いつでも私やカスタマーサクセス担当に、気兼ねなくいつでもご連絡いただければと思います!

宇山 : そうですね、そうしたいと思います。

為近 : 本日はお時間をいただき、ありがとうございました!今後もMEGURUを何卒よろしくお願いいたします。